あっさり解決!複雑な切り抜き| 境界線調整ブラシツール【Photoshop】

Photoshopを使って、植物や食べ物を切り抜きたい!細かい部分が多くて切り抜きが上手くいかない!とお悩みではないでしょうか?

今回の記事では、Photoshopを使って、複雑なものを綺麗に切り抜く方法を紹介します。

KEI&YUMI-
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この記事は以下のような人におすすめ!

  • 複雑で細かい部分の切り抜きが上手くいかない!
  • 境界線調整ブラシツールの使い方を知りたい!
  • 複雑なものの切り抜きを時短でやりたい!

Photoshopを使って、複雑なものも切り抜きできるスキルを身につけることができます。

それでは、始めましょう!

細かな切り抜きをするには?

Photoshopを使って、複雑な画像の切り抜きをしたい、全て手作業だと大変という方もいるかと思います。

それを手伝ってくれる機能が「境界線調整ブラシツール」です!

枝葉が別れた画像や髪の毛の切り抜きなど、背景と対象物を自動で選別してくれます。

複雑なものほど、「境界線調整ブラシツール」を使って時短で切り抜きしていきましょう!

境界線調整ブラシツールとは

・髪の毛や植物など、細かな対象物の切り抜き加工には欠かせないツール
・対象物と背景を自動で選別してくれる
・仕上げには手作業での調整が必要なので注意!

図解でわかりやすい操作手順

複雑なものを切り抜く手順

・大まかな切り抜きをする(ペンツール)
・自動で細かな切り抜きを行う(選択とマスク、境界線調整ブラシツール)
・手作業で仕上げをする(選択とマスク、ブラシツール)
・切り抜きとPNGファイルでの書き出し

大まかな切り抜きをする(ペンツール)

1.ペンのマークをクリックし、「ペンツール」をクリックします。

2.パスで切り抜きたい箇所を大きめに囲います。
(青いドットと線のことを「パス」と言います。)

3.パスタブを表示し、先ほどの青線枠のパスを選択、点線マルをクリックします。

4.青の点線が点線に変わりました。
(点線のことを「選択範囲」と言います)

「選択とマスク」の画面の表示と設定

1.選択とマスクの画面に移動します。
四角の点線を右クリック、長方形選択ツールを選択、「選択とマスク」をクリックします。

2.選択とマスクに変わりました。
赤色部分が切り抜かれます。

3.属性で表示モードを設定します。
表示の右側をクリックし、オーバーレイを選択します。

4.不透明度「50%」、カラーを赤色にします。

自動で細かな切り抜きを行う(選択とマスク、境界線調整ブラシツール)

1.境界線調整ブラシツールを選択、ブラシの横の下矢印をクリックし、ブラシの設定画面を開きます。
直径「25px」、硬さ「80%」、間隔「25%」にしました。
直径を調整して、ちょうどいいブラシのサイズにします。

2.ブラシで、背景との境をなぞります。

3.境界線調整ブラシツールで全体をなぞりました。

4.不透明度「100%」にします。まだ背景の一部がぼんやり残っています。

手作業で仕上げをする(選択とマスク、ブラシツール)

1.ブラシツールを選択、、ブラシの横の下矢印をクリックし、ブラシの設定画面を開きます。
直径「20px」、硬さ「50%」、間隔「25%」にしました。

2.マイナスを選択、残った背景を消していきます

3.不要な背景を消しました。

4.プラスに切り替え、ブラシの設定をします。ブラシの横の下矢印をクリックし、ブラシの設定画面を開きます。
直径「10px」、硬さ「50%」、間隔「25%」にしました。

5.不透明度「35%」にして、ブラシツールで消えている枝葉をなぞっていきます

仕上がりの確認(選択とマスク、表示の切り替え)

1.不透明度「100%」にし、仕上がりを確認します。赤色を変更して仕上がりを確認します。

2.表示を黒地や白地に選択します。背景が少し残っていることがわかります。

3.ブラシツールを選択、マイナスを選択し、ブラシの直径を「24px」にして、残った背景を消していきます。

4.ブラシツールで仕上げました。

切り抜きの完了(レイヤーマスク)

1.右側の属性から、出力先の下矢印をクリックします。

レイヤーマスクを選択します

OKをクリックします。

できあがりました!

PNGファイルで書き出し

1.レイヤータブの加工した画像を選択、右クリック、「PNGとしてクイック書き出し」を選択します。
好きな場所にPNGファイルを保存して、書き出し完了です!

まとめ

お疲れさまでした!

今回はPhotoshopを使った植物を切り抜く方法を紹介しました。

まとめ

・境界線調整ブラシツールを使うと、複雑な切り抜きも半自動で行うことができる
・最終的な仕上げはブラシツールで行う
・バランスを見ながら仕上げを行う

境界線調整ツールを使うと、細かな切り抜きも手伝ってもらうことができます。
仕上がりは、目で確認して、微調整することが大切です。
ぜひ試してみてくださいね。

今後も説明記事を追加していきます。基礎知識の勉強にお役立てできればと思います。

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