インターネットの始め方を知りたい。これから、インターネットを利用して動画や仕事をはじめたいけど、どれを選べばいいんだろう。何から始めればいいかもわかりません。具体的な方法を教えて下さい。
結論:快適なインターネット環境=自分の生活スタイルにあう環境
快適なインターネット環境は、自分生活スタイルに合わせて整えていきましょう。既にインターネットは、生活必需品とも言えるぐらい身近な存在になったのではないでしょうか。
それでは、インターネットの環境を整える前にまずは自分の利用スタイルを具体的に思い浮かべてください。それにより、利用したい端末や回線、ネットワーク機器などが全て変化します。自分に合った快適なインターネット環境を準備しましょう。
具体的な方法の前にインターネット回線や種類について知っておきましょう。
インターネット回線とは
インターネット回線とは、PCやスマートフォン、ゲーム機などがデータをやりとりするために利用する通信の伝送路のことです。
これがないとPCやスマートフォン同士のやりとりができないです。そう考えると今ではなくてはならない存在になりました。
では、インターネット回線にはどんな種類があるのか?を説明してきます。
インターネット回線の種類
インターネット回線には、大きく「有線タイプ」と「無線タイプ」の二つがあります。
🟢有線タイプ
通信速度が早く安定しています。また、サービス提供する企業が多くサービス向上が期待できることもメリットです。工事が必要で、利用までに時間が掛かることがデメリットになります。
🟢無線タイプ
工事が不要ですぐに利用できます。また、持ち運び可能で、外出先で利用できることがメリットです。通信制限があり、通信速度が場所により不安定であることがデメリットになります。
有線タイプ
光回線
とにかく通信速度が速く動画なども快適に利用できます。通信速度が落ちたり途切れたりすることも少なく安定していることが特徴です。他のものに比べ金額も高くなります。
注意:基地局から離れると不安定になっていくそうです。
CATV
光回線やADSLと違い利用者の増減による通信速度への影響が受けづらい。(テレビ線を使用しているため)また、ケーブルテレビを契約している人はセット割で金額が安くなります。
注意:光回線に比べて速度が遅い
ADSL
電話回線を使用していることもあり、金額が安く利用できます。ただし、光回線の提供エリアではサービス提供終了もせまってきています。今後は、光回線やCATVに変更していく必要ががあります。
注意:基地局から離れると不安定になっていく。
ISDN
ADSL同様にサービス提供の終了が近づいています。ADSLに比べ通信速度も遅くなります。一般家庭へのサービス提供がほぼ終了しており、企業へのサービスも今後終了がせまってきている。
無線タイプ
モバイルWiFi
WiFiデザリングに比べて通信速度が速いです。外出先で利用できますが、提供会社により網羅されてない場所や不安定な場所があります。無料お試し期間があるサービスを利用して検討することがおすすめです。
注意:提供会社により利用できない場所や不安定な場所がある。
WiFiデザリング(LTE回線)
携帯電話の通信回線を使用しているため、携帯電話が利用できる場所は利用可能です。アンテナの数も多く外出先で網羅している範囲が広域で安定しています。
どうでしたか?多くの種類があって選ぶのも大変です。自分に合う回線を選び、その中のサービスを絞り込んでいく必要があります。
では、自分の利用スタイルを一緒に絞り込んでいきましょう。
インターネット回線を選ぶ4つのポイント
1.利用する人を決める。
2.利用先を決める。
3.利用スタイルを決める。
4.利用する端末を決める。
これだけです。
インターネットを利用する目的を明確にすることで、必要な種類を選ぶことができます。
利用する人
利用者が自分一人の場合は、あまり気にしなくて良いです。
しかし、複数人の場合、なるべく回線速度を早くしておいた方がよいです。インターネットを利用する人数が増えれば、一つの回線を分配することになります。そうなれば、一人一人の速度が遅くなります。
✅例
自分、妻、子供の3人。
こんな感じです。
利用先を決める
全員の利用する先をまずは決めます。
自宅で利用したい?、外出先で利用したい?自宅であれば、有線タイプ。外出先であれば無線タイプ。など分類できるようになります。
✅例
自分:自宅のみ
妻 :自宅のみ
子供:自宅、学校
こんな感じです。
利用スタイルを決める
全員の利用先での利用用途を決めます。
仕事に利用する?動画を楽しむ?スマートフォンの利用?勉強する?用途で全然違います。メールやスマホ利用であれば、回線速度が遅く安価なもので問題ありません。仕事や動画、ゲームなど速度が遅く止まるストレスを感じるものは回線速度が早いものが良いです。
✅例
自分:自宅で仕事、動画
妻 :自宅で仕事、動画
子供:自宅で動画、学校や通勤中に勉強で利用
利用する端末を決める
全員の利用先で利用する端末を決めます。
外出先では持ち運び重視になります。動画や画像処理が多い人はデスクトップなど高性能なパソコンもあるのではないでしょうか。利用する端末を考えましょう。最近では、エアコンなど家電にもインターネット回線を利用することがあるので、漏れなく考えておきましょう。
✅例
自分:自宅で仕事をモバイルパソコン、動画をテレビ、スマートフォン
妻 :自宅で仕事をデスクトップパソコン、動画をタブレット、スマートフォン
子供:自宅で動画をテレビ、学校や通勤中に勉強をタブレット、スマートフォン
家電:エアコン、加湿器、掃除ロボット
どうですか?イメージがついたでしょうか。このケースであれば、自宅では複数台を利用するので高速な回線を引きたい!とか。外出先は、子供の1台を契約すればいい。しかも1台利用するだけなら安いタイプでもいいかもしれない!
などを検討できます。
一緒に利用する方とも相談の上、インターネット回線を検討していきましょう。
次におすすめのパターンを紹介します。
とくにかく、回線速度を重視、持ち運びを重視、安さを重視のパターン3つを紹介したいと思います。
おすすめ
こちらは、おすすめを紹介していきます。実際に利用したこともがあるサービスです。住まいや仕事により変化していきます。たまに見直すことで、現状にあったものを選び直すことも大切です。
回線速度重視
こんな人におすすめ
✅自宅で同時に利用する端末が多い
✅仕事で動画や画像を加工する
✅映画やアニメ、ゲームをストレスなく利用したい人
とにかく、多くのデータを利用することが多い場合は、「光回線」をおすすめします。その中でも「NURO」をおすすめします。インターネット回線で上りと下りがあります。上り(送信)は、他のサービスと同様ですが下り(受信:データを受け取る速度)が2Gと他のサービスより早いです。ストレスを感じることが減るのではないでしょうか。実際に仕事と動画配信サービスを利用していますが、ストレスを感じることが少なくなりました。端末側が古く遅いケースの方が多く感じるぐらいです。
NURO 光持ち運び重視
こんな人におすすめ
✅取引先や通勤途中にタブレットやパソコンを利用したい。
✅カフェでパソコンやタブレットを利用したい。
✅学校や通学中にタブレットやスマートフォンを利用したい。
とにかく、外出先で利用することが多い場合は、「無線」をおすすめします。モバイルWiFi、デザリングWiFiどちらでも問題ありません。電波が強いものを利用すればいいです。私がおすすめするものは、「WiMAX」をおすすめします。契約が3年縛りがありますが、比較的利用できる範囲も広く人気の通信制限なしプランもあります。もしくは、光回線を契約している場合は、契約先を経由することで安くなるサービスがある場合があります。まずは、そちらを確認して比較しても良いです。
安さ重視
こんな人におすすめ
✅パソコンやタブレットなど多少遅くても大丈夫。
✅自宅で過ごすことが少なくあまり利用しない。
✅スマートフォンが大容量契約で余裕がある。
✅利用してもメールぐらいであまり多く利用することがない。
とにかく、費用を抑えたい。利用する場面も少ない場合は、「デザリングWiFi」をおすすめします。電波も安定していますし、スマートフォンの通信大容量プランを契約している方であれば追加料金が少なく済みます。大容量プランを契約してない場合は、既に契約しているサービスに合わせてインターネット回線を選ぶことでお得に利用することができます。特にスマートフォンの会社と合わせて契約するとスマートフォンの基本利用料金が割引されることが多いです。まずは、そちらを確認して比較しても良いです。
まとめ
お疲れさまです!どうでしたでしょうか?
やはり、自分や家族にあうサービスを考えるときは何をしたいのか?を考える必要があります。
私は、営業時代に外出先で利用することが多く。モバイルWiFiとモバイルPCを利用してました。現在は、モバイルWiFiを解約し、自宅で動画編集やサイト運営するため有線回線(NURO)と無線LAN機器を購入し快適に利用しています。
インターネット環境は、生活に欠かせない時代になってきました。その時々の生活スタイルで、インターネット環境を見直してみてはいかがでしょうか。
光回線を選ぶポイント
モバイルWiFiを選ぶポイント