【対処方法】オーディオ波形の表示と実際の音声が違う!PremierPro(プレミアムプロ)

この記事では、Premier Pro(プレミアムプロ)のオーディオ波形の表示と実際の音声が違う場合の対処方法を解説していきます。

この現象が起きると編集しづらくて仕方がないですよね!特に音声波形が表示されないと編集ポイントを見逃してしまいます。全ての動画を聞くほど時間が勿体ないですからね!

こんな時にどう対処したのか?を記事にしています。

ズレが発生した原因

事象

今回の事象は、音声と波形にずれというより違いが発生しました。以下が、異常なものと正常なものになります。一見すると、特に影響が内容な状態ですが、映像と音声が正常で波形のみが違う状態でした。

異常

正常

原因

今回の原因ですが、簡単にいうとファイルを読み込みに失敗しています。それじゃあ、クリップを削除して、読み込み直せばいいんじゃないの!?と思いますよね!

私もそう思いましたが、実際はそう簡単にいきませんでした。

ファイルを読み込む際に、「キャッシュファイル」というファイルを作成します。このキャッシュファイルですが、一度読み込むと同じものを読み続けます。ということは、このキャッシュファイルを削除する必要があります。

削除しないと、「パソコン」や「PremierPro」を再起動しようがクリップを読み込み直そうが同じ結果です。その対処方法の手順を説明していきます。

対処方法

1.Premier Proを一度、すべて閉じます。

2.「Premier Pro」→「環境設定」→「メディアキャッシュ…」をクリックします。すると、環境設定画面の「メディアキャッシュ」が選択されている状態で開きます。

3.メディアキャッシュファイルを削除の「削除」ボタンをクリックします。すると、メディアキャッシュの削除画面が表示されます。

4.「システムからすべてのメディアキャッシュファイルを削除」にチェックをします。
 ※キャッシュファイルは、削除されても必要な場合は、再作成します。定期的に削除することで、パソコンの容量を節約する効果もあります。

5.「OK」ボタンをクリックします。すると、メディアキャッシュファイルの削除が開始されます。

6.環境設定画面の「OK」ボタンをクリックして閉じます。

7.しばらくすると、メディアキャッファイルが再作成されて正常なオーディオ波形が表示されます。

まとめ

お疲れさまでした!

オーディオ波形の表示がおかしい!となると、録画したファイルがおかしいのか?と思い無理やり編集しようと一度は考えました。しかし、全ての映像と音声を聞きながら編集をすることは膨大な時間と労力が必要になります。一度、覚えると簡単に対処できるので、やってみてください。

✅ポイント
・Premier Proの再起動をしても波形が変わらない
・一度、Premier Proをすべて閉じる
・メディアキャッシュファイルを削除する
・再度、キャッシュファイルの読み込みを待ち確認する

今後も説明記事を追加していきます。基礎知識の勉強にお役立てできればと思います。

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