ソフトウェア業界は、具体的にどんなことしているの?、どんな職種があるの?、未経験だけど、どうやって始めればいいの?、今後は大丈夫かな?
そういった疑問に答えます。
ソフトウェア業界とは?
パソコンやスマートフォンは、生活やビジネスにはなくてはならいものになりました。それらを動作させるソフトウェア(OS)やワード・エクセル・LINEなどのアプリケーションは、必要不可欠です。そんなソフトウェア開発をしているのが、ソフトウェア業界です。
そんな商品であるソフトウェアの商品企画や設計・開発、システム構築・運用・保守などをしています。スマートフォンやタブレットの普及や用途の多様化に合わせて様々なアプリケーションが開発されています。
また、これからも多くの新しい技術でサービスができてくるでしょう。今後も成長し続ける業界です。
近年は、ソフトウェアの追加要望や変更をリアルタイムに対応できる開発力が要求されています。皆さんの身近なものでは、スマートフォンのゲームがあります。アップデートされている回数が多くありませんか?その度にソフトウェア業界では、開発をしています。
そのため、ソフトウェア業界では顧客の要望にリアルタイムに対応できる高度な技術が必要になります。
昔では、考えられない速さで開発を進めていますね。
それでは、どんな職種があるのかを見ていきましょう。
どんな職種があるの?
🟠ソフトウェア業界
・プログラマー
・システムエンジニア
・プロジェクトマネージャー
・セールスエンジニア
・ITコンサルティング
プログラマー
ソフトウェア開発のプログラム制作を担当します。主に現場で設計書をベースにコーディング(プログラミング言語でコードを書く)やテストをおこないます。現場作業者のイメージですね!
また、設計書通りに制作することが求められます。プログラミング言語も指定されるケースがあります。そのため、プログラミング言語もユーザーの要求により変化します。需要が多い言語を学んだり客先に合わせて言語を覚えることもあります。
システムエンジニア
ソフトウェア開発の全てを担当します。主に設計、テスト、運用・保守などをおこないます。プログラマーから成長すると幅が広がりシステムエンジニアとして活躍できます。システムならなんでもお任せ!というイメージですよね。
また、現場で実際に働くので身近な存在です。現場内で、プロジェクトやチームの管理もサポートします。基本的には、別の人でプロジェクトマネージャーがいます。
プロジェクトマネージャー
ソフトウェア開発の統括を担当します。主に開発現場のプログラマーやシステムエンジニアなどのチームメンバーをまとめる仕事です。立案計画に沿って、プロジェクト進行や品質管理をおこないます。
また、多人数のプロジェクトになるとプロジェクトリーダーを統括することになります。プロジェクトの規模によりマネージメント業務が多くなるなど変化するのも特徴です。
セールスエンジニアリング
自社の製品・サービス販売を担当します。主に営業と共に行動し自社の製品・サービス説明とユーザーの課題解決に活用できるかを検討する立場です。
論理的にユーザーの目的に合うのか、他社に比べて何が優位な点なのかを説明する力が求められます。
ITコンサルティング
企業やユーザーの課題をITで解決する企画を担当します。主にIT戦略策定やIT企画の立案(戦略の落とし込み)をおこないます。悩み相談をITで解決しちゃいます!と言った人ですね。実務は基本的にはしないことが多いです。
多くのスキルより知識が必要なります。古い技術から先端技術まで幅広知識がなければ、企画の提案などができません。また、企業経験などがあるとその分野で強みなります。実際の困り事などを経験しているので、ポイントが掴みやすいからです。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションのソフトウェア開発を担当します。主にシステム設計、開発、運用・保守など全てをおこないます。知識としては、システムエンジニア+WindowsやiOS、AndroidなどのOSの知識を利用します。多種多様な用途に対応するアプリケーションを開発するためには、幅広い知識が必要になってきます。
今後について
スマートフォン、タブレットなどの端末やIoT、フィンテックなどの先端技術により、多種多様な用途に対応するアプリケーションが開発されています。これからも新しいプリが開発されていくでしょう。
そのため、今後も顧客からの追加要望や変更対応が求められるでしょう。まだまだ、成長していく業界であることは間違いないでしょう。
しかし、競争が激しいことは間違いなく。高度な知識とリアルタイムに対応できる開発手法が必須スキルになるでしょう。そのため、今後も未経験者には厳しい業界でもあります。
未経験でも大丈夫?
未経験者では厳しい世界です。プログラマーも厳しいです。
ITといえば、ソフトウェア業界と思うぐらい昔からある業界ですよね。Microsoft、Google、オラクルなど大手企業が牽引している業界でもあります。
そのソフトウェア業界ですが、昔と違い開発スピードがすごく重要になっています。毎日アプリケーションを更新しているすごいサービスもあります。
そうすると未経験者だから時間が掛かっても良い。手戻りしても良い。などは、現場の状況では言ってられません。
もし、入社できたとしても教えてもらえることなく作業に追われてしまう可能性があります。成長できずに抜け出せない!なんてこともあるのではないでしょうか。
経験を積んでから入ることで効率よく成長できますし余裕を持って働けるのではないでしょうか。
どうやってはじめればいいの?
まずは、自分自身がどのような状態になりたいの?具体的にイメージし言葉にすることが大事です。
イメージを膨らまし。箇条書きにすれば良いです。その後に具体的でない状態の言葉もどのような状態かを具体化します。そうすることで、どのようなゴールかを明確に認識します。
明確に認識すると具体的に必要なスキルも変化していきます。
では、具体的に説明していきます。
①プログラマーの経験を積む
情報処理サービス業界などの他業界で、プログラマーとして経験や実績を積む
情報処理サービス業界の記事はこちらです。よければ合わせて読んでください。
②振り返り
他業界で経験と実績を積みながら、ゴールに向けたソフトウェア業界へ挑戦していきましょう。その前に挑戦するための必要スキルはついたのか?、本当にソフトウェア業界を目指したいのか?などを振り返りましょう。目指している姿が転職で達成できるのか。フリーランスとして達成してくのか。などが見えてくるのではないでしょうか。
この業界は、とにかく実績と経験を他業界でもいいので、積みましょう。スピード感のある仕事を経験することがいいかもしれません。情報処理サービス業界であれば、ソフトウェア業界の仕事にも関われるかもしれません。スクラムなどの開発手法なども経験すると就職できる幅も広がります。
まとめ
お疲れさまです。どうでしたか?
ソフトウェア業界は、まだまだ成長していく業界です。特にIoT、5Gによる生活が大きく変化していくため、新しいアプリ開発が加速していくでしょう。
どの業界でもそうですが、具体的にゴールしたイメージをすることは忘れないで下さい。すごく重要です。具体的にすることで、モチベーション向上や具体的な比較ができるので改善点も明確になります。そうなると成長スピードが上がります。
皆さんの参考なればと思います。