PremierPro(プレミアムプロ)を使いたいけど、基礎知識や基本操作がわかりません。たくさん項目があるけど…。どうすればいいの?ボタンはあるけど、なんのためにあるの?利用するべきなの?
そんな疑問にお答えします。
基礎操作:プロキシの作成と設定する方法
PremierPro(プレミアムプロ)の基本操作を説明していきます。まずは、動画を作成していくための準備機能になります。
基本操作は、どの機能も必ず利用するものばかりです。そのため、機能を絞り込んで記事を分けて詳しく説明していきます。まとめサイトも作成していく予定です。
では、さっそくはじめていきましょう!
機能説明
プロキシとは
プロキシとは、動画編集する際に作業処理を軽減するための機能になります。映像ファイルの解像度を落とした低解像度ファイルを作成して、代わりに動画編集することでパソコンへの負荷を減らすことができます。
そうすることで、4Kなどの高解像度ファイルも動画編集作業時のカクつきが軽減することができます。作業効率を上げるためにも必要な作業になります。
注意点としては、代わりの動画を作成するためパソコンのファイル容量が増えてしまいます。保管できる容量に余裕があることを確認して利用して下さい。
✅プロキシとは
動画編集作業の処理軽減する機能のこと
操作説明
✅素材データを読み込ませる方法
・プロキシを作成する
・プロキシを有効化する
・プロキシを利用する
プロキシを作成する
1.プロキシを作成したいファイルにマウスカーソルを合わせて、右クリックします。「プロキシ」→「プロキシを作成…」をクリックします。すると、プロキシ作成画面が開きます。
2.プリセットを「Low」が含まれているものを選択します。その後に保存先を指定して下さい。
※形式は、環境により選択して下さい。Macの場合は「QuickTime」になります。
3.選択内容に問題ないことを確認して、「OK」をクリックします。
4.「OK」バタンをクリックすると、プロキシジョブの作成中画面が表示されます。
5.プロキシジョブ作成処理が終わると、「Media Encoder」が起動されてプロキシ処理が開始されます。これで、プロキシ処理が終わるまで、待つだけです。
プロキシを有効化する
1.「Premiere Pro」→「環境設定」→「メディア…」をクリックします。すると、「メディア」が選択された状態で環境設定画面が開きます。
2.「プロキシを有効化」にチェックをします。これで、プロキシを利用できる設定が完了です。
プロキシを利用する
1.「プログラム」ウィンドウの右下にある「+」ボタンをクリックします。するとボタンエディター画面が表示されます。
2.ボタンエディターの中に「プロキシの切り替え」アイコンをドラッグ&ドロップして配置します。
ドラッグ&ドロップ:対象ファイルなどを指定しマウスのボタンを押したまま画面上を移動します。希望の位置でボタンを離し移動させる操作のこと。
3.「OK」ボタンをクリックします。
4.「プロキシの切り替え」アイコンが追加されていることを確認します。
5.「プロキシの切り替え」アイコンをクリックします。すると、アイコンが青色になります。これで利用中となります。
※青色:プロキシ利用中、白黒:プロキシ未使用
まとめ
お疲れさまでした!
PremierProのプロキシを利用するまでの操作方法になりました。動画編集では必ず利用する機能ではありません。パソコンの性能に余裕があれば利用しなくても問題ありません。
しかし、映像の技術発展が早く高画質になっていく速度が速くなります。既存のパソコンの性能では足りなくなるケースが出てきてしまいます。そのため、利用できるようになっておきましょう。
今後も説明記事を追加していきます。基礎知識の勉強にお役立てできればと思います。