書き出した動画の色が変!、編集画面と色が違う!、どう対処すればいいの?とお悩みではないでしょうか?
今回の記事では、そんなお悩みを解消するPremiereProで、書き出し動画の色が変わる対策方法について紹介します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 編集画面の色と一致させたい!
- 対策方法を知りたい!
- 図解で説明してほしい!
PremiereProで、書き出し動画の色が変わる対策方法をを身につけることができます。
それでは、始めましょう!
書き出し動画の色が変わる原因とは?
書き出した映像ファイルが編集時と違う色になることがあります。
色あせた?、編集時とイメージが違うな〜など感じたことがありませんか?
その原因として考えられる一つとして「QuickTimeガンマバグ」というものがあります。
書き出した映像を再生させるソフトやブラウザーにより色あせてしまう現状
ガンマとは、中間色の明るさを示すものです。そのため、環境光や表示させるソフトやブラウザーなどの観る環境により設定を変更することで、色を綺麗にせることができます。
中間色の明るさを示すもの
このような環境変化に対策する方法があります。
対策した結果をまずは見てみましょう。
もし、対策方法が知りたいという方は、すぐに操作手順へ行って下さい
対処方法の結果
今回の対象方法をフリー動画で試した結果になります。
映像が鮮やかになっていることがわかるでしょうか?動画によりもちろん結果が異なってきます。
また、人により「なし」の方が好き!という好みも出てくるでしょう。
そのため、両方を書き出して、好みである方を選択することをおすすめします。
補正なし
補正あり
それでは、この結果を見て試してみたい!と言う方は、操作手順に向かって下さい
図解でわかりやすい操作手順
・カラーマネジメントを有効にする
・ガンマ補正LUTをダウンロード
・LUTを適用する
・書き出し
カラーマネジメントを有効にする
1.「Premiere Pro」→「環境設定」→「一般…」をクリックします。
2.環境設定画面が開きますので、「一般」が選択されていることを確認します。
3.「ディスプレイのカラーマネジメント」をチェックして有効にします。
ガンマ補正LUTをダウンロード
1.Adobeのガンマ補正LUTをダウンロードするサイトへアクセスします。
2.画面右上の「ダウンロード」ボタンをクリックして、任意の場所へ保存して下さい。
LUTを適用する
書き出し画面を開く
1.シーケンスをクリックして、選択状態にします。
2.「ファイル」→「書き出し」→「メディア…」をクリックします。
3.書き出し設定画面が開きます。設定操作方法を説明していきます。
ガンマ補正を適用する
1.エフェクトメニューを開き「Lumetri Look/LUT」にチェックをして、有効にします。
2.「適用」の中から「選択…」をクリックします。
3.先ほどダウンロードしたガンマ補正LUTファイルを選択します。
4.ガンマ補正LUTファイルを選択しても「なし」と表示されますが気にしないで下さい。プレビュー画面の動画の色合いが変化していれば適応されています。
書き出し
1.全ての書き出し設定に問題がなければ、「書き出し」ボタンをクリックします。これで、「書き出し」処理が開始されます。
まとめ
お疲れ様でした!
PremiereProの書き出し動画の色が変わる対処方法について解説してきました。
・書き出した映像を再生させるソフトやブラウザーなどにより色あせてしまう現状が発生する
・Adobeがガンマ補正の対策してくれているの簡単に対策することができる
・映像や好みで補正なしの方がいい場合があるので、両方書き出して比較することがおすすめ
環境変化による映像の見え方に違いができることは仕方がありません。そのような対策をしていく方法がありますので、紹介させて頂きました。
実際に映像が鮮やかになるケースが多いので、有効的な対象方法だと感じています。
皆さんも是非、試してみて下さいね!
今後も説明記事を追加していきます。基礎知識の勉強にお役立てできればと思います。
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