Premiere Proで、カットのコツはある?、どんなメリットがあるの?、カットはどんな方法があるの?とお悩みではないでしょうか?
今回の記事では、そんなお悩みを解消するPremiere Proのカットのコツやポイントについて紹介します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- カットのポイントやコツが知りたい!
- カットのメリットが知りたい!
- いろいろなカットの種類が知りたい!
Premiere Proのカット編集についてのコツと方法を理解することができます。
コツやポイントではなく、実際の作業方法が知りたい!と悩んでいる方は、以下の記事を参考にしてみてください!
カットとは
カットとは、映像の不要な部分を取り除き動画を編集する作業のことです。
映像の「開始・終了」や「発言ミス」などの不要部分を取り除き、映像を繋ぎ直す動画編集方法です。
撮影時に完璧な映像を撮ることができれば不要ですが、そんなことはありません。
そのため、必ず発生する作業となります。
不要な部分を取り除き、必要な部分のみを残す編集作業のこと。
カットとトリミングの違い
①カット
不要な部分を全て取り除き繋ぎ合わせる作業のことです。
②トリミング
最初と最後の部分を取り除き動画の一部を取り出す作業のことです。
そのため、トリミング作業では、取り出した動画の真ん中部分をカットすることはありません。
カットをする目的とは
カットをする目的ですが、「視聴者の離脱を防ぐ」ことになります。
視聴者が途中で、面白くないシーンや見なくてもいいような無駄なシーンがあると見るのやめてしまいます。
そのため、無駄なシーンをなくし、短時間で、必要な情報を得ることが出来る動画にします。
そうすることで、必要な情報が得られるテンポの良い動画になり、視聴者にとって、より価値が高い動画になります。
視聴者にとって、より価値の高い動画に編集し、視聴時間を伸ばすことを目的としています。
カットのコツ
カット作業を繰り返す
カット作業を繰り返すことで、品質も効率も上がります。
実際に動画編集を始めた頃に私もカット作業を一度で終わらせようとしていました。
作業ミスが多いばかりでなく、作業も慎重になり時間がかなり掛かりました。
そのため、最初は大きくカットし、作業範囲を狭めます。
そうすることで、作業時間の短縮にもなります。
その後は、不要な部分をカットして、繰り返し問題ないか見直すことで、作業ミスをなくすことが出来ます。
慣れるまでは、2〜3度と言わずに何回も見直すことが大切です!
私もカット作業を繰り返すことで、気づいたコツです
必要な部分もカットしない
カットをしているといつの間にか必要な部分をカットしています。
特に私がよく間違えていたケースは
1.会話の出だしの一文字
2.面白シーンに入る前の前談
いくら面白いシーンでも話が繋がらないと、なぜ面白い?と疑問になってしまいます。
そのため、見直した際に違和感を感じたら必要な部分をつなぎ合わせてあげることも重要な作業です。
視聴者の目線を考える
視聴者がなぜ、この動画を見に来るのだろう?必要な情報は足りているのだろうか?
自分がその人になった時に必要とする情報や感情などを考えて見直すと必要なことが見えてきます。
不足しているものを追加していくことが大事になります。
カットの種類
①スタンダードカット
②ジャンプカット
③Jカット
④Lカット
⑤アクション合わせ
⑥クロスカッティング
⑦カットアウェイ
⑧モンタージュ
⑨マッチカット
①スタンダードカット
基本的なカット手法です。
不要な部分を取り除いた映像と映像を1つに繋ぎ合わせる方法をスタンダートカットと言います。
ジャンプカット
無駄な部分を全て取り除く方法をジャンプカットといいます。
情報量とテンポよくするために利用されています。
YouTubeなどの短時間で情報を得る動画制作によく利用されていますね。
Jカット
前の映像から次のシーンの音声を聞かせて、次のシーンを意識させて、映像を切り替えていく方法をJカットと言います。
Lカット
Jカットの逆になりますが、前の音声を残しながら映像シーンを切り替えていく方法をLカットと言います。
アクション合わせ
動作の途中で、別撮りした映像Aから映像Bへ切り替える方法をアクション合わせと言います。
この方法を利用することで、より動作に迫力が出ます。
よくスポーツなどで、別角度見るような時に利用されています。
映像と映像がシームレスに繋がり視聴者が意識せずに楽しめることが特徴です。
クロスカッティング
同じ時間に別の場所や視点の映像を交互に繋ぎ合わせる方法をクロスカッティングと言います。
シーンが同時進行していることを印象づける時によく利用されています。
よく映画のシーンで、「追いかけられる人」と「追いかけている人」の映像を交互に合わせることで緊迫感が伝わる映像があると思います。
カットアウェイ
1つの映像に関連映像や情報を重ねて情報を増やす方法をカットアウェイと言います。
動画Aに地図を重ねて表示したりすることで、どこを移動しているのかをわかりやすくするなど
いろいろな場面で利用されています。
モンタージュ
異なる複数の映像をジャンプカットで繋げる方法をモンタージュと言います。
映画のプロモーション映像などをイメージするとわかりやすいかもしれません。
マッチカット
異なる映像Aの終わりのシーンと映像Bの始まりのシーンを「共通の動作」や「被写体」で繋げる方法をマッチカットと言います。
まとめ
お疲れさまでした!
Premiere Proのカット編集についてのコツと方法について解説してきました。
・視聴者の目線を考えて繰り返し見直すことが大切です。
・カットの種類を覚えて、表現したい内容に合わせて使い分けることが大切です。
カットは、動画制作の良し悪しを決める大切な作業になります。
カットの種類を覚えることで、表現したい動画を制作できるのではないでしょうか。
私も最初の頃は、時間が掛かり大変な作業でしたが、徐々に慣れることで作業時間も減りました。
皆さんも動画制作のひと手間として、試してみて下さい。
今後も説明記事を追加していきます。基礎知識の勉強にお役立てできればと思います。
動画編集・画像加工の始め方を知りたい!お得に始めたい方へ
Adobe Creative Cloud(学生・教職員個人向けライセンスプログラム)を年間36,346円(税込39,980円)で、1ヶ月の動画教材を使えるお得なパッケージプランです。
講座を受講することでデジハリの学生となるため、社会人の方でも、どなたでもご利用可能です!
Adobeを始めたい方だけでなく、現役でAdobeCCを利用している方にもお得に利用できます。
お得にAdobeを始めたい方はこちら!
このお得な機会にAdobe(動画編集・画像加工)をご検討ください!
コメント