これでサクサク高速化!初心者でも簡単!遅い書き出しを早くする方法【Premier Pro】

Premier Pro(プレミアムプロ)で、動画編集後の書き出しが遅い!、いつまで経っても終わらない、どう対処すればいいの?とお悩みではないでしょうか?

今回の記事では、そんなお悩みを解消する書き出しを早くする方法について紹介します。

KEI&YUMI-
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この記事は以下のような人におすすめ!

  • 書き出しを少しでも早くしたい
  • 遅い理由を知りたい
  • 初心者で作業が不安

書き出しが遅くなった原因を知り、対処する方法について理解して頂けます。

それでは、始めましょう!

書き出しが遅い対処の流れ

PremierProで編集した動画を書き出すと膨大な時間が掛かることがあります。しかもパソコンがかなり遅くなり、その時間作業もできなくるケースがあります。

私の場合は、2日間処理に費やしたことがありました…。

そんな書き出しを少しでも早く終わらせるための対処方法になります。

書き出しが遅い対処の流れとしては、

書き出しが遅い対処の流れ

1.遅い理由を調べる
2.理由に沿った対策をする

自分の状況に沿った対策をしないと遅いままです。理由を調べて対処することが近道になります。

書き出しが遅い理由を調べる

書き出しが遅い理由は、大きく分けて2つあります。PremierProの処理にパソコン性能が伴わない場合や通信速度が遅いことが考えられます。

✔️書き出しが遅い理由

・インターネットの通信速度が遅い
・パソコンの能力不足

その中でも特に気付きにくいのは、インターネットの通信速度です。

PremierProの書き出しに通信速度?と思う方が多いのではないでしょうか。

ネットワークにある保管先へ直接ファイルを書き出しすると通信速度の影響を大きく受けてしまいます。

✔️ネットワーク保管(例)

・クラウドストレージサービス:GoogleDrive/OneDrive/CreativeCloud…など
・クラウドサービス:Azure/AWS…など

実際にネットワークを利用しなければ、書き出しに20時間から3時間へ短縮することができました。

インターネットを利用せずに書き出しをしているよ!という方は、パソコンの能力不足になります。

以降は、PremierPro(プレミアムプロ)の書き出しが遅い対策について説明していきます。
では、さっそくはじめていきましょう!

書き出しが遅い対策方法

✔️書き出しが遅い対策

✅通信速度が遅い
・書き出し先をパソコン内部にする

✅パソコンの能力不足
・映像の画質を落とす
・パソコン処理能力を上げる

通信速度が遅い対策

書き出し先をパソコン内部にする

クラウドやサーバーなどのネットワークを経由すると書き出しする時に通信による遅延が発生します。

そのため、いくらパソコンの性能を上げても意味がなく無駄に費用を掛けてしまうことになります。。

このような場合は、保存先をパソコン内部に変更するだけで良いでしょう。

たったこれだけで、書き出し処理がスムーズに終わります。

✔️通信速度が遅い対策

・書き出し手順を変更する
 (例)・・・保管先は、パソコンの内部であれば問題なし
 1.書き出しをパソコンのデスクトップに指定して処理を開始する
  2.書き出した動画ファイルを保管先へ移動させる

書き出し処理が終わり次第、本当に保存したい場所へ移動させれば完了します。

このように手順を変更することで、パソコンが利用できない時間や処理時間を減らすことができます。

<書き出し設定画面の保管先を変更する箇所>

新)書き出し画面
旧)書き出し画面

パソコンの能力不足対策

パソコンの能力不足の対策方法になります。

能力不足を解消する=映像の品質を落とす or 書き出しのチェック処理を減らす

しかありません。

映像品質を落とすことで、書き出しする動画のファイルサイズが減ります。そうすれば、全体の処理が減り早く終わらせることができます。

いくつか映像を書き出してみて許容できる映像品質を確認しておくと良いでしょう。

以下の許容できる項目からあまり必要がなさそうな映像品質を落としてみて下さい。

✔️映像品質設定項目

・フレームサイズ
・フレームレート
・レンダリング品質
・ビットレート

フレームサイズ

書き出し設定画面のフレームサイズを変更します。

数字を小さくすると画面サイズが小さくなり、処理を減らすことができます。

過剰な設定をせずに利用者に必要なサイズに合わせることで、作業効率を上げることができます。

フレームサイズは、以下の中から選択しましょう。

✔️フレームサイズ

SD:720✖️540
HalfHD:1280✖️720
FullHD:1920✖️1080
2K:2048✖️1080
4K:3840✖️2160
8K:3840✖️2160

<フレームサイズを変更する箇所>

新)書き出し画面
旧)書き出し画面

フレームレート

フレームレート(1秒間に利用される画像枚数)を減らすことで、処理を減らすことができます。

日本のテレビ放送が30fps、ゲームが60fpsです。

基準となるのが30fpsになりますので、30fpsで調整してみてはいかがでしょうか。

✔️フレームレート

テレビ放送(日本):30fps
ゲーム機:60fps

<フレームレートを変更する箇所>

新)書き出し画面
旧)書き出し画面

レンダリング

最高レンダリング品質を使用にチェックがある場合は、外しましょう。
※レンダリング(動画を生成すること)

チェックをするとわかりやすく処理に時間が増えます。

映像にすごくこだわっていない限り不要な機能です。※素人目で見ると全くわからない程度です。

<レンダリングを変更する箇所>

基本ビデオ設定の「「…その他」ボタンをクリックすると表示されます。

旧)書き出し画面
旧)書き出し画面

ビットレート

ビットレートの設定を1パスにしましょう。

2パスは、一度目が確認処理、二度目が通常処理となっています。

そのため、1パス処理が2回分となり約2倍となってしまいます。

1パスにすることで大きく時間を短縮することができます。

<ビットレートを変更する箇所>

基本ビデオ設定の「「…その他」ボタンをクリックすると表示されます。

新)書き出し画面
旧)書き出し画面

映像品質チェック方法

これまで、映像の画質を落とす方法を説明してきました。

品質をどのくらい落としたんだろう?と思いますよね。

簡単な確認方法としては、予測ファイルサイズで確認すれば良いでしょう。サイズが小さければ小さいほど対策できていることになります。

新)書き出し画面
旧)書き出し画面

パソコン処理能力を上げる

最後の手段になります!

映像の品質もこれ以上は、落とせない!!

そんな時は、パソコンの処理能力を上げましょう。

じゃあ、パソコン処理能力のどの項目を上げればいいの?という方に

従来大切とされてきたCPUの他に動画制作では、GPUとメモリーの能力を上げることをおすすめします。

パソコン購入の際にチェックしてみて下さい。

✔️パソコン購入時のチェックポイント

・GPUとメモリーの能力を意識する

 GPU:画像描写に必要な計算処理を役割(CPUよりも計算速度が速い)
 メモリー(RAM):データを一時的に記憶させておく役割

まとめ

お疲れさまでした!

PremierProの書き出しを少しでも早く効率的に終わらせる対策方法になりました。

✔️ポイント

原因を理解して、取り除く対策をすることが重要なポイントです
原因:通信速度が遅い、パソコンの能力不足

作成した動画ファイルを生成するのに2日間掛かります!ってなると、困りますからね…。

実際に私の場合は、クラウドサービス先に直接書き出しをしてしまいました。

そうすると、1日経っても終わらない…

結局、2日間も書き出しに時間が掛かるという現実が待っていました。

皆さんは気をつけて同じ失敗をしないで下さいね!

今後も説明記事を追加していきます。基礎知識の勉強にお役立てできればと思います。

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