テロップ背景のつけ方がわからない!、カラーマットって何?、操作方法が知りたい!!とお悩みではないでしょうか?
今回の記事では、そんなお悩みを解消するPremiereProで、テロップ背景のつけ方を紹介します。

この記事は以下のような人におすすめ!
- テロップ背景のつけ方が知りたい!
- カラーマットが知りたい!
- テロップ背景の操作方法を身につけたい!
カラーマットを利用してテロップの背景をつける方法を身につけることが出来ます。
カラーマットでテロップ背景を作る方法

テロップの背景を作る方法の1つであるカラーマットを利用します。カラーマットで作成した背景をテロップの下に配置することで、背景を作り出すことができます。
カラーマットとは、画面サイズに合わせて作成されるシートを素材(クリップ)として挿入する機能です。このツールを利用することで、動画内に素材が追加され、気軽にコピーして利用することができる点がメリットになります。
PremiereProのカラーマットで作成した素材(クリップ)をテロップの背景として配置する
また、作成手順の説明については、テロップが作成されている状態からになります。
テロップの作成方法がわからないよ!という方は、以下の記事を参考にして下さい。

図解でわかりやすい作成手順

・カラーマットを作成する
・カラーマットを配置する
・カラーマットの設定画面を開く
・カラーマットの大きさ、透明度を調整
カラーマットを作成する
1,「ファイル」→「新規」→「カラーマット…」をクリックします。

2.任意の数値を設定して、「OK」ボタンをクリックします。
※わからない場合は、初期値で問題ないです。後から変更できます。

3.カラーピッカーが表示されますので、好きな色を選んで「OK」をクリックします。
※画像では、白を選択しています。

4.任意の名前を入力して、「OK」ボタンをクリックします。
※画像では、背景を入力しています。

5.プロジェクト内に素材(クリップ)として、保存されます。

カラーマットを配置する
1.プロジェクトに保存した素材(クリップ)をタイムラインにドラック&ドロップして、任意の場所に配置します。
※ドラッグ&ドロップ:対象ファイルなどを指定しマウスのボタンを押したまま画面上を移動します。希望の位置でボタンを離し移動させる操作のこと。

2.対象テロップの上にカラーマットが表示されます。

3.配置したカラーマットより上にテロップを移動させます。

4.カラーマットとテロップが反転して、テロップが上に表示されます。

カラーマットの設定画面を開く
1.「選択ツール」をクリックして、有効にします。

2.配置したカラーマットを選択して、「エフェクトコントロール」タブをクリックします。

3.カラーマットのモーションと不透明度の項目が表示されます。

カラーマットの大きさ、透明度を調整
配置したカラーマットの大きさや透明度の調整をしていきます。
大きさ
1.モーションのスケール(幅)にある「縦横比を固定」の横にある□にチェックを外します。

2.モーションのスケール(幅)をクリックします。

3.選択されるとグレーに反転します。

4.以下のようにプログラムモニター上で、編集可能な画面になります。任意のサイズにや位置を変更して下さい。

5.変更すると以下のように任意のサイズへ調整することができます。
※画面では縦のサイズを調整しました。

透明度
1.不透明度の「不透明度」と書いてある文字の右横にある数字をクリックします。

2.編集画面になりますので、任意の数字を入力します。数字が小さくなる程、薄くなります。
※画像では、「50」を入力しています。

3.変更すると先程まで白かった色が薄くなりバックの画面の黒が見えてきています。

まとめ

お疲れさまでした!
Premiere Proのカラーマットで、テロップ背景を作る方法について解説してきました。
・Premiere Proのカラーマットで、背景が簡単に作成できる。
・カラーマットは、背景作成の1つであり他にも方法がある。
動画編集には、テロップが必要になります。利用されるシーンも多いです。
そんな、大切なテロップを少しでも伝わりやすく、見えやすくするためにも背景色をつけたいですよね!
テロップ作成の中でもカラーマットを利用したものは、背景を一度作成しておけば、素材(クリップ)として保存されます。そうすることで、プロジェクトが変更されてもコピーして利用しやすいでしょう。
また、大きな背景を作る場合にもわざわざ、サイズを合わせて配置する必要もありません。用途に合わせて利用してみて下さい。
覚えておいて損はないです。身につけて利用できるようにしておきましょう!
今後も説明記事を追加していきます。基礎知識の勉強にお役立てできればと思います。
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